野菜ジュースには濃縮還元と記載されているものがあります。

何となく分かるような、でも聞かれると「えっと?」と、返答に詰まってしまうのではないでしょうか。そこで、濃縮還元というのは一体どういった製法なのか、ここで説明していきたいと思います。

濃縮還元とは?

野菜ジュースの原料である、野菜や果物を搾汁してから、一度水分を取り除きます。これが濃縮です。イメージとしては、煮詰めて水分を減らし、濃厚なエキスを取るという感じです。

濃縮することで体積が小さくなるので、この状態で保存・運搬されます。

そして、製品にする製造過程で再度水分を加え、野菜ジュースに適した濃度に戻します。このように、一度濃縮し、水分を加えて元に戻すことから、濃縮還元製法と言います。

なぜ濃縮還元する必要があるのか?

野菜や果物などは世界各地で栽培されており、その時々の旬の野菜や果物を収穫して濃縮することで、保存がきくようになります。

野菜ジュースによっては、野菜などの原産国が海外の場合もあるので、そういった野菜をそのまま運ぶのではなく「濃縮」した状態で運ぶことでコストダウンが見込めます。また、保管の際にスペースを取らないというメリットもあります。

濃縮状態で工場へ運び込み、製造ラインで水分を加え、濃度を調整することで、野菜ジュースが完成するという仕組みです。

濃縮還元は栄養価が残らない?

濃縮還元している野菜ジュースは、栄養がほとんど入っていないので、飲んでも意味が無いという話しを耳にすることがあるかもしれません。

確かに、濃縮還元の工程で、ロスしてしまう栄養もあります。それは間違いありません。

しかし、全く栄養が無い。ということはあり得ません。大手の野菜ジュースメーカーは、製品化後の野菜ジュースに含まれている栄養成分の分析も行っていますし、公開もしています。

カゴメのトマトジュースの例

例えば、野菜ジュースの大手カゴメの場合。カゴメは、主に真空蒸発濃縮法を採用しています。

濃縮還元とストレートの2種類のトマトジュースを販売していますが、両者とも栄養成分表示の値は同じものとなっています。

濃縮還元だからといって、ストレートよりも栄養価が劣るわけではないということです。

粗悪品には要注意

低コストで濃縮還元され、製造されているような野菜ジュースの場合、栄養の損失も多く、それを添加物で補っている場合があります。

利益重視のメーカーだと、質の良くない濃縮還元方法を用いている野菜ジュースもあるので、品質には注意が必要です。

濃縮還元を行っている野菜ジュースの場合には、どのような方法で行われているのか、HP等に掲載があるものだと安心です。

品質重視で選ぶなら、当サイトの野菜ジュースのランキングを参考にしてみて下さい。大手メーカーを中心に、本格タイプの野菜ジュースを厳選して紹介いているので、粗悪品を掴む心配はありません。

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