うちの子供、野菜嫌いだから、野菜ジュースを飲ませようと思うんだけど、大丈夫だよね?

飲ませ過ぎなければ問題ないですが、いくつか注意する必要があります。子供に野菜ジュースを飲ませる際の、注意点を詳しく見ていきましょう。

野菜嫌いなお子さんがいるご家庭だと、せめて野菜ジュースぐらいは飲んでもらいたいという親御さんも多いと思います。

もちろん、野菜不足のために野菜ジュースを飲ませるのは有効ですが、いくつか注意すべき点があります。

カロテンの過剰摂取に注意

カロテンは身体に大切な栄養素ですが、小さな子供の場合は、過剰摂取にも気をつける必要があります。

柑皮症(かんぴしょう)

皮膚が黄色くなる柑皮症。よく、みかんを食べ過ぎると、皮膚が黄色くなることがありますが、これはみかんに含まれているカロテンの摂り過ぎが原因です。

野菜ジュースには、β-カロテンが多く含まれているので、身体の小さな子供は、柑皮症になりやすくなります。黄疸と似た症状なので、焦ってしまうと思いますが、カロテンの摂取量を減らせば、徐々に皮膚の色は元に戻ります。

子供に1日コップ1杯の野菜ジュースを与えていたら、子供の手が黄色くなってしまったという例もあります。

子供の年齢や体格にもよりますが、それほど飲ませていないつもりでも、過剰摂取になる可能性があるので注意しましょう。

糖分の摂り過ぎになる可能性も

加糖の野菜ジュースの場合は、糖分の摂り過ぎにも注意する必要です。

普段食べている、甘いお菓子やジュースに加えて、野菜ジュースも。となると、糖分の摂り過ぎになる恐れがあります。

野菜の栄養というメリット以上に、悪影響にもなりかねません。子供に野菜ジュースを飲ませるなら、野菜100%の糖分無添加のものにする。もしくは、ジュースの替わりにすると良いでしょう。

何歳から飲ませても大丈夫なのか

メーカーの説明では、濃度や量に注意すれば、離乳食にも使うことが出来るとのことです。

伊藤園のウェブサイトの記載

離乳食が始まっていれば、赤ちゃんにもお飲みいただけます。濃度や量は調整してください。

http://www.itoen.co.jp/customer/faq/detail/beverage_05.php

カゴメ毎日飲む野菜

離乳食を始めていれば特に問題はございません。お子様によっては、濃い場合がございます。最初は白湯(さゆ)で薄めていただき、お子様の様子を見ながら濃さを調整してください。 また、離乳食としてもご利用いただけます。

http://shop.kagome.co.jp/lineup/vegetable/faq.html

乳児ボツリヌス症が心配な場合は、1歳を過ぎてからが安心です。

ボツリヌス菌の原因食材として、ハチミツが有名ですが、野菜ジュースも混入の可能性はゼロでは無いと言われています。

※ 日本国内で流通している食品に、ボツリヌス菌の芽胞が混入することは、ほとんどありません

小学生以降は積極的に飲ませよう

ここまで、子供に対しての野菜ジュースの注意点を紹介しましたが、小学生にもなれば、糖分の摂り過ぎ以外、不安要素はありません。

むしろ、野菜が嫌いな子供なら、積極的に飲ませましょう。ファーストフードやコンビニ食によって、栄養失調気味の子供が増えていることが問題視されています。

この時期は、身体の成長・発育のために野菜の栄養は特に大切。普段の食事にプラスして、野菜ジュースで栄養をサポートしてあげましょう。

子供に飲ませるなら、1リットルの紙パックやペットボトルのような大容量サイズは、飲み過ぎてしまう可能性があるので、避けましょう。

1回で飲み切れるタイプの方が、適量が分かりやすいため安心です。